「転職したいけど、どんな風に進めるのかしら?」
「転職サイトに書いてあるスケジュールって、幅がありすぎてよくわからない」
「他の人は実際にどんなスケジュールで転職したのかな?」
転職活動を始めようとしたとき、まずはどれくらいの期間がかかるか知りたいですよね。
転職活動を始めてからどれくらいで転職できるのかしら・・・
この記事では、正社員のワーキングマザー向けに、転職スケジュールの立て方と成功のためのポイントを、わかりやすく解説します。
転職した私の実際のスケジュールも公開します。
この記事でわかること
- 転職活動の流れ
- 転職活動期間の目安い
- 転職に成功した私の実際のスケジュール
・3人子育て中の、開発できないシステムエンジニア
・上場企業から非上場の事業会社に44歳で転職
・2ヶ月で内定をもらった実体験を元に、転職情報を発信中
転職で実現したこと
- 週3以上の在宅勤務
- 管理業務なし
- 給与アップ
転職スケジュールの基本
「転職活動期間」とは、情報収集を始まってから新しい会社に入社するまでを指します。
私は内定を取るまでが転職活動だと思っていました!
その転職活動期間の目安は、通常3~6ヶ月と言われています。下記の図のようなイメージです。
転職活動の期間は、入社希望日から逆算して計画しましょう。例えば4月入社の場合、以下のようなスケジュールになります。
ワーママは転職活動期間が長びかないようにするのがおすすめです。なぜなら、ただでさえ育児と仕事の両立で大変なのに、転職活動も並行すると精神的にも体力的にもかなりキツイからです。そのため、なるべく短期間で終わらせるようにスケジューリングしましょう。
具体的な転職活動の内容と各期間をご説明します。
【STEP1】 自己分析と情報収集|2週間
最初のステップでは、自己分析と情報収集に時間を割きます。自分の強みやキャリアゴールを明確にし、転職先に求める条件を整理しましょう。
転職サイトや転職エージェントの登録・面談もこの期間に行います。
【STEP2】 応募・書類選考|2週間
次に、履歴書や職務経歴書を準備し、求人を選定して応募します。
この段階では、希望する企業にアピールできるような書類を整えることが重要です。
【STEP3】 面接対策と選考|4週間
面接対策を行い、企業との面接に臨みます。自己PRや志望動機をしっかりと準備し、面接の成功に備えましょう。
【STEP4】 内定から退職・入社|4週間
内定をもらったら、退職手続きや新しい職場への準備を進めます。
業務の引継ぎをしながら現職と新しい会社での各種手続きでとても忙しくなります。この期間は慎重に計画しましょう。
転職スケジュールの立て方
ワーママが転職活動を成功させるスケジュールを組むために、次の3つのポイントをおさえましょう。
目的を明確にする
転職活動の目的=何を求めるのかを明確にし、それに向かって計画を立てましょう。
例えば
- 年収アップ
- 在宅勤務
- 業務内容
など、転職活動で必ず叶えたいポイントを決めます。
ゴール時期を設定する
入社希望日を設定し、それに合わせてスケジュールを調整します。
- ボーナスをもらってから
- 年度始めの4月入社
- 下期始めの10月入社
など、何月に入社したいのかを決め、そのゴールに向けて逆算して計画しましょう。
忙しい時期を避ける
仕事や家庭の予定が重なる時期は避けましょう。
- 期初、期末
- 担当システムの繁忙期
- 授業参観や個人面談
1年でこれらがすべてない時期というのは難しいですが、なるべくこれらが重ならない時期がおすすめです。
実際に転職に成功した私の実例
転職に成功した私の実際のスケジュールは4カ月でした(16週間)。内訳は以下のとおりです。
- 事前準備・・・2週間
- 応募、書類選考・・・3週間
- 面接・・・3週間
- 内定、入社準備、引継ぎ・・・8週間
一般的なスケジュール表と比べて大きく違うのは、以下の2点です。
- 応募~面接までの流れが、大きく分けて2回あった。
- 内定が決まってから入社するまでが2カ月かかった。
具体的にご説明します。
応募~面接の流れが2回
私の応募~面接までの流れは、大きく2回ありました。
1回目は複数の会社に書類を応募してから、面接結果が出るまで3週間。あっという間に終わってしまいました・・・。
数社が一次面接までいったものの、すべて落ちてしまいました。敗因は以下のとおり。
- 勤務条件が合わなかった
- 希望しない求人へ応募した
勤務条件が合わなかった
私が希望する業務内容は、ある程度の残業と出張が伴うもの。それはわかっていて応募したのですが、一次面接で具体的に話を聞いた段階で、その頻度が私の許容範囲を超えている会社ばかりでした。
また「在宅勤務可」と書いてある求人でも、私が希望する「週3以上」は難しいという理由でお断りになりました。
これらの内容は私が譲れない条件だったので、以降の転職活動でも妥協しませんでした。
希望しない求人へ応募した
メインで使っていた転職エージェントが2つありました。のちにメインとなるdodaは、私が希望する「職種」に絞って応募していました。
ですが、もう一方の転職エージェントでは「職種」ではなく、「会社」を選んで応募することを薦められました。
「会社を選んで応募」ってどういうこと?
希望する職種でなくても「会社として魅力があれば応募する」ということです。求人以外の職種で募集していることもあるからです。
なるほど、非公開求人も紹介してもらえるのね。
結果として、
- プログラミング知識が必要
- マネジメント業務
- 英語力が必要
という、私が持っていない知識が必要とされる求人に応募する形になり、あえなく玉砕しました。
「仕事は何でもいい!どうしてもここの会社に入社したい!」という場合は、職種ではなく会社を選んで応募しましょう。
まとめ|ワーママの転職活動期間の理想は4カ月
転職活動は、予期せぬ状況が発生することもあります。面接の日程変更や求人情報の更新など、柔軟な対応が必要です。スケジュールに余裕を持たせ、臨機応変に対応しましょう。
ワーキングマザーとしての経験を活かし、計画的な転職スケジュールを立てて、理想のキャリアを築き上げましょう。家庭との両立も大切にしながら、成功への第一歩を踏み出しましょう。